展期:2016/04/01-2016/05/27
地點:台北駐日經濟文化代表處「臺灣文化中心」
台北駐日経済文化代表処「台湾文化センター」
參展藝術家:彭弘智、蜷川實花
【奇幻旅程-台日當代藝術交流展】
The Fantastic Journey- Taiwan/Japan Contemporary Art Interchange Exhibition
為慶祝台北駐日經濟文化代表處「臺灣文化中心」於東京港區虎之門正式開幕即將滿一週年,台北當代藝術館及國立臺北藝術大學關渡美術館應文化部之邀,共同策畫【奇幻旅程-台日當代藝術交流展】,此展不僅是兩館首次合作辦展,也是該中心首次以台日當代藝術對話為主軸的交流展,本展邀請台灣中生代藝術家彭弘智與日本跨界攝影名家蜷川實花提供代表性作品,展出內容形式針對台灣文化中心展場空間特性進行規劃,希望同時呈現、對照兩位藝術家創作特色,其背後各自的文化底蘊,以及兩人相互共鳴的時代意涵。
多次獲得藝術大獎的台灣藝術家彭弘智,擅長結合藝術、宗教與人性的議題,以詼諧嘲諷的手法揭探社會百態與弱勢困境。作品常運用擬人化的狗或日常物件,針對人類主體的本質提出思辨與質疑,藉由「神、狗、人」之間有形無形的互動,呈現靈性、動物性與人性之間的過渡與置換,進而解構各種關於社會結構、文化現象、身分認同、乃至於神人狗之間的主從/位階/權力等相關問題。相較於彭弘智錄像作品的省思和批判性,日本藝術家蜷川實花以絕對的自信和不斷擴張的行動,宣告了「攝影」不僅是影像再現的方法,更是自我主張、自我實現的極佳媒介與手段。蜷川的影像創作,除了著墨於傳統文化及當代美學的融合,在個人創意表現和流行文化之間,也開闢出了一條康莊大道。
本展得以順利舉辦,首先要感謝文化部在東京開創了一個有助於藝術交流的舞台和文化對話的平台,「臺灣文化中心」肩負了對外推介台灣藝術文化成果的重任,策辦多樣化的當代藝文活動,既能增進台灣與日本文化藝術界的相互理解,也能創造更多合作機會,強化台日文化交流的實質效益。
【不思議の旅―台日現代芸術交流展】
台北駐日経済文化代表処「台湾文化センター」が東京港区虎ノ門に拠点を置き、正式的にオープンして間もなく一周年を迎えます。文化部から依頼を受け、台北当代芸術館及び国立台北芸術大学関渡美術館が「不思議の旅―台日現代芸術交流展」を共同企画しました。本展は二館初めて共同で行う展覧会だけではなく、台湾文化センターにおいて台湾と日本の現代美術を軸とした初の交流展でもあります。台湾中年世代アーティスト彭弘智(ポン・ホンヂィ)と様々な分野で活躍している日本写真家蜷川実花の代表的な作品を紹介し、台湾文化センターが持つ空間の特性に合わせて展示形式を考案しました。二人のアーティストの作品特徴、それぞれの文化背景、両者が共鳴し合う時代的意義を同時に表現、照らし合わせます。
様々な芸術賞を受賞した台湾アーティスト彭弘智は、アートと宗教、人間性などのテーマを巧みに結合し、ユーモラスや皮肉な手法で社会の様態とマイノリティの問題を探し出します。彭は作品の中でよく擬人化した犬や日常的なものを使い、人間主体の本質に問いかけます。「神、犬、人」の間に見えると見えない交流によって、霊性と動物性、人間性の間に渡り行くこと、入れ替えることが表れます。この上、社会構成や文化現象、アイデンティティ、「神、犬、人」の間に支配/階級/権力などの問題を脱構築していきます。自己反省と批判性の強い彭のビデオ作品と比べ、日本アーティスト蜷川実花は絶対的な自信を持ち、拡張し続ける行動を通して「写真」が単なる再現の方法だけではなく、自己主張と自己実現の格好な媒介と手段でもあることを示しています。蜷川の映像作品は伝統文化と現代美学の融合に触れ、個人表現と流行文化の間において新たな道を切り開いたのです。
本展の開催にあたり、東京にて芸術交流のステージ及び文化対話のプラットフォームを作り上げた文化部に感謝します。「台湾文化センター」は台湾の芸術文化の成果を外部に紹介する重大な責任を担っています。様々な芸術文化活動を行うことを通して、台湾と日本の芸術文化界の相互理解を深め、もっと多いコラボレーションの機会を作り、台日文化交流の実質的な効果を強化できるのでしょう。